ブラジル北海道文化福祉協会は今年3月に総会を行い、役員選挙で平野オストンさん(52歳、3世)を新会長に選任した。これまで会長を務めた大沼宣信さん(75歳、2世)は会長職を12年勤めた功労者。今後は名誉会長として会を支える。
新会長の平野さんは、長年にわたって同協会の活動に携わり、ブラジル日本文化福祉協会でも文協統合フォーラム実行委員長を務めるなど、今後の日系社会を担う人材として期待を集める若手の一人だ。
平野新会長は「大沼さんや先人たちが築いてきた歴史に恥じぬように、県人会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
大沼名誉会長は「平野さんは県人会を支える会長を務めるのにぴったりな人。協会は平野さんを筆頭に本当に人に恵まれている。私も陰ながら支えていきたい」と語った。
期待の若手会長、平野さんの活躍に期待したい。(淀)