「ブラジル日報」と「NIPPON JÁ」という二つの新聞を発行する当ブラジル日報協会では、理事長交代が今月行われたことをここに報告します。蛯原忠男理事長の後任として、第一副理事長だった山田ワルテル氏が暫定的に就任しました。新理事長には、ブラジルにおける豊かな日本文化の普及・保存・振興のため、次の段階における更なる成果と活躍が期待されています。
当協会は、日本文化の普及と継承を目的に活動を続けており、それによりブラジル文化を豊かにし、両国間の結びつきを強めてきた組織です。理事長は交代しますが、当協会の事業は中断することなく、通常通り継続されています。
山田理事長は、日系ブラジル人コミュニティにおける豊富な経験と献身、ブラジルと日本の間の円滑な交流、企業市場における専門知識と経験を持っています。その経歴から、この重要な時期に当協会を率いるにふさわしい人物です。彼と共に経営に関わるチームもまた、非常に有能で献身的なプロフェッショナルで構成されており、協会の使命が成功裏に遂行されることを確信しています。
当協会は、今後も日系ブラジル人コミュニティと日本文化に関する主要なニュースを広く伝え、日系社会の歴史を保存することに尽力していきます。文化イベント、交流、出版、講演会、その他の活動を通じて、日系人とブラジル社会との融合を促進し、この重要なコミュニティの文化的アイデンティティを強化していきます。
今後とも、ブラジル日系社会のすべての皆さんのご支援とご理解、ご参加をよろしくお願いします。
2023年7月27日
ブラジル日報協会