サンパウロ市役所ではリベルダーデ地区に毎週末、「歩行者天国(ホコ天)」を作る計画案「Ruas Abertas – Liberdade」があり、それに関する意見を募集している。イメージとしては日曜日のパウリスタ大通りのような状態になる。
具体的には毎週日曜日と祝日、午前9時から午後10時まで、以下の通りに柵を設け、車両の通行制限をするもの。リベルダーデ広場、エストダンテス街、アフリトス街、ガルボン・ブエノ街、アメリコ・デ・カンポス街、トマス・ゴンザガ街だ。
市役所は《この地域には、市の建設に重要な役割を果たしたさまざまな民族の記憶が刻まれている。特にここ数十年は、東洋文化の影響を大きく受け、それが観光客や商業に対する魅力となっている》との認識のもと、同計画で地域の交流やレジャーの場の整備と拡充を図るとしている。
プロジェクトの第1段階は「日曜日と祝日に前述の通りを歩行者に開放すること」、第2段階では舗装を改善するための道路工事が提案されている。雨水を吸収する庭園の設置、段差をつけた新しい歩道の設置などだ。
計画の参考にされる市サイトの同地区現状評価ページ(1)では、《【現状】地区の設備(ベンチ、ゴミ箱、プランター、電灯など)の状態をどう評価しますか?「適切」または「不適切」、その理由の説明を》などと13項目で意見を募集している。
設問以外に意見がある人は市役所担当部署メール(ruasabertasliberdade@ prefeitura.sp.gov.br)までメッセージを。詳しくは市役所サイト(2)を参照のこと。
(1)https://participemais.prefeitura.sp.gov.br/legislation/processes/247/debate#process-list
(2)https://participemais.prefeitura.sp.gov.br/legislation/processes/247