日本人アーティストのコムアイさんが2日、自身のインスタグラム(1)を更新し、7月22日にペルーのアマゾン熱帯雨林地帯の先住民集落で無事に出産を終えたとの報告を行った。
コムアイさんは音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の初代ボーカルとして知られる人物。昔ながらの自然分娩を希望し、夫の太田光海氏が親交を持つペルーのワンピス族村での出産を決めた。太田氏はドキュメンタリー映画監督で、出産の様子を映像作品とするための制作費募集のクラウドファンディングには約850万円が集まった。
コムアイさんは自身のインスタグラムで「7月22日夜遅く、予定日ぴったりに赤子の頭がお腹からずるっと出てきて、ふぇー!ふぁー!と鳴いている声を聴くことができました」と報告。
応援してくれた人々への感謝を述べ、「陣痛が来た時、どうしても用事があり違う町にいて、川を上って村へ帰るため3時間と4時間のボートの上で陣痛に耐えるところから始まり、お産も1時間でするっと、とか思ってたら何日もかかりました。でも母体ってこの期間どんなボロボロなっても底力があってありえないことができてしまうんだと体感できました」と出産時の様子を語った。
共に投稿された写真には、穏やかに眠る赤ん坊と薪火で焼いたという自身の胎盤の串焼きを食べるコムアイさんの姿が映っている。