サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)の7月定例役員会が27日午前9時半から、サンパウロ市リベルダーデ区の援協ビル4階会議室とオンラインで開かれた。
6月分会計報告では、251万842レアルの赤字(日伯友好病院は別会計)。事務局報告では、6月の部門別寄付が35件で14万9711・28レ、物品寄付が47件あったことがそれぞれ発表された。
議題では、7月初旬に中南米局・領事局参事官の松尾裕敬(ひろたか)氏が来伯して日伯友好病院等を訪問したこと、援協および日伯福祉援協の2024年度予算案と事業計画案の策定要領が説明された。
各委員会報告では、6月の会員総数が5280人(正会員412人、賛助会員4868人)と前月から36人増え、会費総額が3万5182レアルだったことが発表された。
各施設報告では、7月22日から4年ぶりに毎週末に開催されている第52回カンポス桜祭りについて、19年に行われた第51回同祭と比べて来場者や各ブースでの食品販売額が増加しているとの説明があった。
6月の巡回診療は、3日のサンパウロ州バルゼン・グランデ市での実施がキャンセル、10日のサントアンドレ市は日程変更。17日のサンパウロ市ビラ・カロン区(受診数36人)、24日のサンパウロ州イビウナ(30人)でそれぞれ行われた。
福祉部の6月の訪問内訳は853人(男性98人、女性755人)で、月間受付延べ数は1678人だった。
各施設の7月現在の空き数は次のとおり(カッコ内は問い合わせ件数)。
あけぼのホーム=10人(13)。サントス厚生ホーム=2人(22)。イペランジアホーム=17人(13)。さくらホーム=10人(3)。
なお、7月定例役員会終了間際には、援協事務局で作っている特製ジャムの売上金2000レアルが、前園マルセリーノ事務局長からあけぼのホーム運営委員長の玉田エジソン氏に手渡された。