フォーリャ紙、サンパウロ市で最も優れた飲食店を選出=2023年版「ベスト・オブ・サンパウロ」

選ばれたレストランの料理(14日付フォーリャ紙サイトの記事の一部)
選ばれたレストランの料理(14日付フォーリャ紙サイトの記事の一部)

 パンデミックの影響で閉店を余儀なくされたレストランが相次いでいたが、サンパウロ市は今活気を取り戻し、美食の歓喜に包まれている。フォーリャ紙2023年版「『ベスト・オブ・サンパウロ』美食部門」が発表され、審査員と市民によって選ばれた、訪れる価値のあるレストラン、バー、スイーツ店がリストアップされた。14日付同紙サイト(1)が報じている。
 「ベスト・オブ・サンパウロ」は同紙サイト(https://www1.folha.uol.com.br/o-melhor-de-sao-paulo/)からログインすれば見られる。イタリア料理、フランス料理、日本料理などカテゴリー別に掲載され、各店舗の特徴や所在地、その地区に関する情報が掲載されている。
 店舗のみならず、これらの業界をリードする優れた職人(シェフ、バーテンダー、製菓職人、バリスタ、ソムリエ)についても、ジャーナリスト、コンテンツ・プロデューサー、インフルエンサーからなる40人の審査員によって投票が行われた。
 専門家による審査だけではなく、ダッタフォーリャ調査を通じて、市民の意見も反映された。市民審査員の対象は、18歳以上の聖市在住者、世帯月収が最低賃金5倍以上で、週に1回以上はこれらの店に出入りする人に限られ、投票結果の信頼性は高いといえる。審査は今年6月19日から30日の間に行われ、バー部門では733人、レストラン部門では797人のインタビューが実施された。

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