ブラジル小禄田原字人会(与儀正晃会長)が主催する「ブラジル小禄田原字人移住105周年記念式典」が20日(日)、サンパウロ市リベルダーデ区の客家センター(R. São Joaquim, 460)で開催される。今回のために沖縄から30人、ハワイから4人が駆け付けた。
母県からは沖縄ブラジル協会の西原篤一会長、字田原自治会の金城達明会長、字田原財産管理運営会の上原兼一会長、字小禄財産管理運営会の高良正幸理事長、字小禄自治会の上原信次会長らが来伯した。
記念祝典実行委員長は照屋マルコスさん。10時から先亡者追悼慰霊法要、11時半から式典開始。その後、昼食をはさんで祝賀演芸会が行われる。同字人会の会員とその家族全員に招待状が送られている。
85歳以上の高齢者に記念品が贈呈される。ただし約80人もいるので、当日は来場した最高齢者に代表して渡し、謝辞を述べてもらう予定。
与儀会長によれば、今回来伯した一行のうち4人の若者は、当地の字人会有志が特別にお金を出し合って招待した。有志は照屋マリオ勇、照屋勇吉、照屋敏雄、照屋敏光、照屋武吉、上原博、照屋クラウジア・チエミ、上原パウロ光則、与儀ワルテル・ルイス幸重、上原マリオ正、上原テリオ、高良セルジオ武、照屋マルコス、高良シルビオ旭の14氏。
与儀会長は「若者にブラジルのことや県系人のことを知ってもらい、将来の交流を盛り上げてほしいという気持ちから、以前より有志が繰り返し招待している」という。「今回もたくさん沖縄から来てもらって本当にありがたい。当日は一緒に盛大に祝いたい」と述べた。