東山農場研修生の集い=出席者たちの思い出=(下)

集いの様子。奥の日本式家屋がかつての山本喜誉司さんの書斎

 7月30日に行われた「東山農場農業研修生の集い」で、唯一の3期生参加者となった渡部希一(きいち)さん(84歳、神奈川県出身)は研修時代、ポルトガル語を教えてくれた「ドナ・マリア・アメリア」という名前の教師のことを今も覚えている。「ブラジルの学校でポルトガル語の試験を受け、その後にクリチバ(パラナ州)の大学で農学部の資格を取ることができた。厳しい先生だったが、彼女に教えてもらったことが本当に役に立った」と振り返る。

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