立ちション叱責され発砲=注意した住民は胸部被弾で搬送

イメージ(2日付テラサイトの記事の一部)
イメージ(2日付テラサイトの記事の一部)

 南部リオ・グランデ・ド・スル州カノアス市で8月31日早朝、幹線道路BR―386線沿いに住む3人の住人が、バイクに乗った男に銃で撃たれた。容疑者は住宅前の路上で用を足していたところを住民に叱責され、それに憤慨して銃を抜いた。2日付テラサイトなど(1)(2)が報じている。
 カノアス市警察のアルトゥール・エルメス・レグゼ署長によれば、容疑者は乗っていたバイクを止め、公道脇の芝生で立ちションをしていたところ、被害者である近隣住民と口論になり、最終的に銃撃事件に発展したとのこと。
 被害者の胸部に弾が当たり、カノアス救急病院に搬送されたが、幸いにも命に別状はないという。口論の際、被害者と一緒にいた別の2人の男性も銃弾で軽傷を負った。
 容疑者は事件後すぐに現場から逃亡し、男の身元を特定するための捜査が市警によって続けられている。目撃者よれば、男は黒いバイクに乗り、濃い色のヘルメットを着用していた。同地区には防犯カメラがないため、捜査の進展には被害者らの証言が頼りだと、レグゼ署長は説明した。

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