野村アウレリオサンパウロ市議の尽力により、サンパウロ市議会は1日午前、故藤田エジムンド・ススム大使に対する顕彰として、サコマン区のUBS(保健所、ESTRADA DAS LAGRIMAS、1604)を「Embaixador Edmundo Sussumu Fujita」と命名し、同保健所で記念セレモニーを行った。
セレモニーには同大使の妻マリア・リガヤ・藤田さんや弟夫婦ら遺族を始め、野村市議、藤田大使の親友だった二宮正人弁護士らが立ち会った。
UBS所長によれば、管轄地域住民は約6万人。1日当たりの診察件数は350件、1カ月で約1万件を数える。一般内科、産婦人科、歯科、心療内科などがあり、検査は市の他の機関で行うが、医薬品提供も含めて全て無料でサービスしている。
2019年からサービスを開始したばかりの新施設で、パンデミック中は地域住民の福音的な存在だったという。
その後、一行はスマレ区に移動し、同じく野村市議によって「Passagem de Pedestre Embaixador Edmundo Sussumu Fujita(藤田大使歩道)」と新しく命名された場所で記念撮影した。