ブラジル福島県人会(佐藤フランシスコ紀行会長)は16日午前9時から正午、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会会館(Rua da Glória, 721)にて、関東大震災発生100周年を記念した講演会「日本人を変えた大災難」を行う。入場料無料。講演はポルトガル語で行われる。
講演会では関東大震災の他に、2011年に発生した東日本大震災についても語られる。国に大きな影響を与えた大災害に焦点を当て、個人や政府の取り組みを紹介する。
講演者は佐藤会長、ブルーノ・ラモスさんと佐々木リカルドさんの3人。ラモスさんは東京工業大学で博士号を取得。11年の日本滞在中に東日本大震災を経験し、福島でボランティア活動を行った。佐々木さんは新潟大学で博士号を取得。東日本大震災発生時はブラジルにいたが、親戚の居住していた福島に駆けつけ、ボランティア活動に参加した。