Ibovespaは月曜日(18)、118,288ポイントで0.40%下落し、投資家の待ち姿勢と、月に6%以上上昇していたヴァーレ株(VALE3)のわずかな利益確定売りが目立った取引セッションで終了した。
「ブラジルと米国の金利決定が行われる “スーパー・ウェンズデー “を市場は注視している。明日は今日と似たような動きになると思いますが、市場の動きはそれほど強くないでしょう」とマンチェスター・インベスティメントスの変動金利トレーダー、Gabriel Motaは言う。
当面、市場コンセンサスでは、ブラジル中央銀行は金利を50ベーシスポイント引き下げ12.75%とし、米連邦準備制度理事会(FRB)は5~5.25%の範囲内で金利を安定させると予想されている。
米国では、2年物国債利回りが3.1ベーシスポイント上昇の5.064%、10年物国債利回りは1.1ポイント低下の4.311%となった。株価指数は、ダウ平均が0.02%、S&P500が0.07%、ナスダックが0.01%それぞれ上昇し、ほぼ横ばいで引けた。
このあたりで、イールド・カーブは正確な方向性を欠いたまま終了した。2024年物の金利は1ベーシスポイント低下し12.28%、2025年物の金利は1ポイント上昇し10.43%となった。2027年物の金利は1ポイント上昇の10.34%、2029年物は2ポイント低下の10.89%となった。2031年のDIは11.21パーセントで、1ポイント減少した。
イボベスパ指数:注目株
ヴァーレ(VALE3)の普通株式は1.14%下落し、今日の動きの乏しい取引セッションでIbovespaを引っ張った。ウジミナス(USIM5)シリーズA優先株式は2.02%下落し、ゲルダウ(GGBR4)優先株式は3.26%下落した。
ノモスのエコノミストでパートナーのAlexsandro Nishimuraは、「ヴァーレと鉄鋼会社の株価は、1週間の価格上昇の後に調整中の鉄鉱石のパフォーマンスと一致して下落した」と説明する。
中国の不動産デベロッパーであるカントリー・ガーデンは、オフショア債券に連動する1,500万米ドルの利払いの期限を月曜日に控えており、今月初めに2度、土壇場でデフォルトを回避した後だけに、注目を集めている。
最後に、ドルは対ブラジル・レアルで0.31%下落し、売り買いともに4.856レアルとなった。先進国の他の通貨に対するアメリカの通貨の強さを示すDXYは、0.19%下落の105.12ポイントだった。