石川県人会=水彩画など日頃の成果を披露=第22回文化祭、23日から

左からベアトリスさん、武部会長、脇坂さん

 ブラジル石川県人会(武部清美エリーナ会長)は23、24日午前10時から午後5時、聖市パライゾ区の石川県人会館(Rua Tomás Carvalhal, 184)で「第22回文化祭」を開催する。入場無料。
 文化祭では、同県人会で行われている水彩画、生け花、絵手紙、陶芸教室の作品を展示する。絵手紙、水彩画、生け花のワークショップも実施する。生け花ワークショップは事前予約制。絵葉書と陶芸は作品販売も行う。
 23日午前10時からの開会式では琴と篠笛の演奏が披露される。
 会場では誰でも参加できる餅つきが行われるほか、パステルなどの軽食やぜんざいの販売も行う。24日はかき氷も販売予定。
 水彩画教室講師の脇坂グラシエラさんは「今回は18人36品の水彩画作品を展示する予定です。アートは作り手の歴史や背景によって個性が生まれるとても面白いものです。教室には日系人のみならず、日本人や非日系人の方も参加しているので、多様性溢れる作品に出会えると思います」と語り、来場を呼び掛けた。
 絵手紙教室生徒のベアトリス・シルヴァさんは、2013年の県連日本祭りで絵手紙ワークショップに参加し、18年から絵手紙教室に通い始めた。「絵手紙は自由な表現ができるところが好き。文章もポ語、日本語、英語と自由に選んで書いています。今回は大きなサイズの作品に挑戦しました」と絵手紙展示の見どころについて語った。
 同県人会サイト(1)にてオンライン展示も行う。
 詳細問い合わせ、ワークショップの予約は石川県人会(電話11・3884・8698及びサイト)まで。

(1)http://www.ishikawaken.com/

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