パラグアイ・ビジネス・ニュース=大陸横断回廊の接続橋30%完成=パラグアイ・チャコ地域で

工事の様子(https://www.itaipu.gov.py/より)

 【9月9日付パラグアイ・ビジネス・ニュース】パラグアイのチャコ地方にあるビオセアニカ国際橋の建設が現在30%完了した。パラグアイとブラジルを結ぶこの新しい物理的接続の3つの主要区間のうち2つを構成するアクセス高架橋の工事が中心となっている。
 南米大陸横断回廊の一部であるこの工事は、チャコ地域にとってもブラジルにとっても非常に重要なものであり、新しい橋によってCarmelo Peralta とPuerto Murtinhoの町が結ばれることで、この地域の統合と経済発展の原動力になると考えられている。
 進捗状況としては、橋の基礎として使用される最大直径2メートルの杭が、最大で深さ45メートルまで岩盤に埋め込まれている。
 杭の上の橋台が築かれると、接続高架橋の橋桁を支える橋脚と高欄が設置される。最新情報によると、パラグアイ川の両岸に計画されている杭の98%、橋台の80%、橋脚の40%が完成し、プロジェクトの進捗率は30%に達した。

工事の様子(https://www.itaipu.gov.py/より)

 南米大陸横断回廊のメインリンクとなるこの国際橋の長さは1294メートルで、3つのセクションに分かれている。
 イタイプ二国間公社による総投資額6494億グアラニー、1億260万ドルにより、大西洋と太平洋の港の接続を可能にする、いわゆる南米大陸横断回廊の象徴的かつ重要な工事となる。
 この工事は、Tecnoedil社、Paulitec社、ConstrutoraCidade 社で構成される PYBRA コンソーシアムが主導し、公共事業・通信省(MOPC)の管理下でProintecコンソーシアムが監督する。(https://www.itaipu.gov.py/es/sala-de-prensa/noticia/construccion-del-puente-de-la-bioceanica-que-financia-itaipu-presenta-un-30-d#:)

最新記事