【既報関連】「最高裁判事の任期を短縮する」との憲法改正法案(PEC)を審議したいとの上院の意向に最高裁判事らが異論を唱えた直後、上院が最高裁判事による独裁的な決定を禁止し、見直し要請に制限を加えるPECを持ち出し、ルイス・ロベルト・バローゾ長官が違和感を語った。それに対しアルトゥール・リラ下院議長(進歩党・PP)は任期に関する審議に反対の意向を示したが、代わりに連邦議会の適格過半数(単純過半数を超える任意の定足数)承認で最高裁決定を留保できる憲法改正案を検討すると表明し、両院とも最高裁に圧力をかけている。4日付G1サイト(1)(2)(3)などが報じている。