滋賀、群馬、福島、東京の在ブラジル4県人会は8日、「手製弁当&ハンドメイドバザー&ビンゴ大会」をサンパウロ市リベルダーデ区の福島県人会館で開催し、約200人がさくら弁当、クマ弁当、ピコ弁当などのかわいいキャラ弁当やビンゴを堪能、地上階では手作り品バザーが開催された。
会場でさくら弁当を食べていた中村秀雄さん(36、3世)は「見栄えがとっても可愛い。初めて食べた。日本に行ったことあるけど、食べたことなかった」と感心した様子だった。西岡高橋デニゼみゆきさん(37、3世)も「可愛くて、他のお弁当と全然違う。他で食べたことない」と気に入った様子。
群馬県人会の白田ネウザ会長は「こどもの日にちなんでかわいい弁当に。3、4回も事前に作って試した」とのこと。福島県人会の佐藤フランシスコ会長によれば「今回3回目だが、前回はパンデミック前の2019年だった。あの時は普通の弁当。当時の会長だった今井由美マリナさんが今回も頑張ってくれています」と述べた。
滋賀県人会の山田康夫会長は「かわいいお弁当というのは今回初めて。面白い企画だが、私も朝3時から準備、他の皆さんも朝6時かとか、実際に作るのは手間がかかってけっこう大変だが、反応は良いので、手ごたえは感じてる」とのことだった。
当日の利益の一部は、孤児支援などをする福祉団体に寄付された。