愛知県犬山市で8日、「第21回ミス日系人大会」が行われた。日本各地から日系ブラジル人女性36人が参加し、大賞となる「ミス・ニッケイ・ジャパン」にエステール・アケミ・オキさんが選ばれた。
開会式では、大会創設者でプロモーターのダニエラ・ニシカワ氏が「私にとっては皆さん全員が勝者です。舞台にあがることは勇気が必要で簡単なことではありません。誰が勝っても、快くリボンを受け取ってください」と出場者にエールを送った。
原欣伸(よしのぶ)犬山市長は、日本各地から出場者があることへの驚きと感謝を述べ、「犬山市には犬山城や豊かな自然、毎年開催される祭りなど見どころが沢山ある市です。ぜひまた訪れてください」と市の魅力について語った。
大会には愛知、三重、長野、岐阜、千葉、埼玉、広島、富山、静岡、滋賀、兵庫から参加があった。
自閉症の子どもたちによるランウェイウォークや、伯人アーティストの作品プレゼント抽選、上野レアンドロさんのテコンドー教室生徒によるK―popダンス披露なども行われた。
大会後、西川氏は「ミス日系人大会2023は美貌と才能だけでなく日本にいるブラジル人コミュニティの誇りと多様性を見せてくれました。会場の皆様、ファイナリストの皆様、そしてミスに選ばれた方、皆様を祝します」と語った。
大会結果は以下の通り(敬称略)。
【ミス・ニッケイ】エステール・アケミ・オキ
【ミス・プリンセス】ベアトリス・ユミ・マルキ
【ミス・プリンセス2位】イザベリ・クワツコウスキ・デ・アラウジョ
【ミス・コロニア】ジェミーリ・スアーレス
【ミス・トルシーダ】メリッサ・アユミ・タケモト
【ミス・シンパチア】ガブリエラ・アユミ・マルチンス
【ミス・フォトジェニック】ナターリア・マリェイロ