コクエイラ=ふるさと祭り11、12日に=農産展や即売会、日本食にステージ

来社した奥山会長、藁谷、斎藤副会長(左から)

 コクエイラ農業者協会(奥山マリオ会長)は11日(土)、12日(日)の両日、農産展を兼ねた「第31回ふるさと祭り」をサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市の同会会館(Rod. Professor Alfredo Rolim de Moura, S/N – Km 61,4)で開催する。今年のテーマは、太陽の恵みで自然界や農業が成り立っていることから「太陽系」となった。11日は午前10時から午後9時、12日は午後7時まで。
 会場では今年もアルト・チエテ地域全体で収穫された柿やビワ、桃などの果物から新鮮な野菜、各種蘭などの花卉の中から良質な産品が持ち寄られ、品評会が開かれ、同時に即売会も行われる。会場では農業機械関係の展示販売も行われる予定だという。
 奥山会長は「今年は冬らしい冬がないなど気候が不順で野菜や果物が不作。10月の大雨で葉野菜にもダメージがあるが、我々はそれにも負けず良質なものを作っている。ぜひ見に来て」と呼びかけた。
 バザリスタも40店ほどが出店。たこ焼き、手巻き寿司、天ぷら、焼きそば、シュラスコ、パステルなど日本ブラジル両国の料理も楽しめる。ステージでは太鼓、手品、盆踊り、平田ジョエさんによる歌謡ショーなど様々なプログラムが行われ、会場を盛り上げる。
 来社した藁谷長男第1副会長、斎藤アルマンド第2副会長も「新鮮な農産品や日本食、ステージを楽しみにお越しください」と来場を呼びかけた。
 ふるさと祭りを機会に遠方から里帰りする人もおり、来場は約2万人を見込む。入場料は10レアル、60歳以上の高齢者、学生などは半額。イベントに関する問い合わせは同会(電話11・4792・2008、Eメールassociacaococuera@hotmail.com)まで。

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