在サンパウロ総領事館の広報文化班に９月２８日、市村雅副領事が着任した。
市村副領事は上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。在学中にリオ・デ・ジャネイロ市の語学学校にも２年間通った。大学卒業後、芸能事務所で映像コーディネーターと英語の通訳を務めたほか、不動産屋でポ語通訳などを行った。その後、在アンゴラ日本国大使館に外部委職員として派遣され、草の根プロジェクトサポートに携わった。
着任挨拶のため編集部を訪れた市村副領事は「ブラジルの人たちは気さくで、気軽に話かけてくれる。日本にいてもブラジルの空気感が恋しかったので、またブラジルに戻ってくることができて嬉しいです」と喜びを語り、今後の目標として「様々な場所を訪れ、現地理解を深めたい。日系社会の方たちにはこれまで日本の文化や伝統を大事に守ってくれたことに感謝を伝え、ぜひ多くの事を学ばせてもらいたいです」と展望を語った。
