最高裁のルイス・ロベルト・バローゾ長官は6日、個人消費目的の麻薬所持の非犯罪化についてコメントし、現在のブラジルの麻薬政策は「迷信だらけ」「大失敗」と批判した。また、自己妊娠中絶の非犯罪化に関しては今年の議題として取り上げるつもりはないと述べた。この2案件の審議を進めることにセントロンが強く反発しており、最高裁判事の権限を制限する法案審議が連邦議会では進む。その流れを受けて二つの法案の審理は最高裁で停滞となり、逆に連邦議会ではセントロンが政府法案に賛成するようになってきたようだ。6日付テラ・サイトなど(1)(2)が報じている。