ブラジル山形県人会ロンドリーナ支部と同婦人部による「山形県慶祝団歓迎晩餐会」が10月28日午後7時、パラナ州ロンドリーナ市で開催された。
晩餐会は妻沼武男支部長(71歳、2世)が住むマンション内サロンで行われた。
晩餐会には翌日のブラジル山形県人会創立70周年式典出席のため来伯した吉村美栄子県知事、森田廣県議会議長、山本信治天童市市長、山形県農業協同組合中央会の安孫子常哉副会長はじめ慶祝団一行が出席。
サンパウロ市から訪れた県人会会員やロンドリーナ支部会員とその親族、婦人部、70周年式典の会場を無償で提供した吉井建設の吉井篤会長(84歳・二世)と貴美子夫人ら計70人以上が参加した。
挨拶に立った吉村知事は「このような盛大な晩餐会を開いていただき本当にありがとうございます。10年前の山形県人会創立60周年の際にも伯国に来ましたが、また皆さんと会うことができて嬉しいです」と述べ、山形県民歌「最上川」を参加者とともに歌った。
妻沼支部長は「はるばる日本からきていただき誠にありがとうございました。晩餐会や式典は山形県と多数の県人会関係者の協力のおかげで実現することができました。心から感謝申し上げます」と述べた。
県と県議会から、ロンドリーナ支部と式典会場を提供した吉井会長へ記念品の贈呈が行われた。天童市から参加者全員に特産品の将棋の駒のストラップとラフランスとさくらんぼ味のキャンディーが配られた。
その後、婦人部と元山形県海外技術研修員らが一日がかりで準備した豪華料理が振舞われ、参加者らは親睦を深めた。