最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は7日、SBT局に義務付けられていた、同局の元女性キャスターのラケル・シェヘラザーデ氏への賠償金支払い命令を解いた。同日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
シェヘラザーデ氏は約10年間、SBTの夜のニュースの看板キャスターを務めていたが、2020年末に突然解雇された。彼女はこれを不当解雇とし、同社社主のシルヴィオ・サントス氏をセクハラ、検閲、不正で訴え、2千万レアルの賠償を請求。この一部が認められ、SBTには800万レアルの賠償金の支払いが命じられた。