在サンパウロ領事館=清水享総領事が着任挨拶=「日系社会との関係強化」

来社された清水享総領事

 在サンパウロ総領事館に11月14日に着任した清水享総領事が同月28日、着任挨拶のため編集部を訪れ、抱負を述べた。
 清水総領事は2004~07年に、ブラジリアの在ブラジル日本国大使館で参事官を務め、その後、外務省中南米局南米課長、在メキシコ大使館公使、在スペイン大使館公使、会計検査院事務官事務総長官房審議官を務めた。2014年に故安倍晋三元首相がブラジル訪問した際に南米課長として同行した。
 清水総領事は着任間もないが、イビラプエラ公園内開拓先没者慰霊碑参拝やブラジル日本移民史料館で行われた特別展示「ありがとうカフェ」開会式などに参加し、日系社会との交流を深めている。
 清水総領事は「今後も多くの日系イベントに参加し、日系社会の皆様と日本の関係性を強化していきたいと思っています。日本に興味を持つブラジル人の方たちとも良い関係が築けるようにSNSを積極的に活用していきます」と抱負を述べた。
 在サンパウロ領事館公式インスタグラムでは既に、清水総領事が領事館の場所やイベント案内を自ら行う投稿を行っており、注目を集めている。

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