リオ・グランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)とパラナ連邦工科大学(UTFPR)の科学者が行った調査によると、国内の有機栽培に関するデータ収集には欠陥があるが、農薬や化学肥料などの化学物質を使わず、自然の力を生かして生産される農産物や加工食品の販売は増えており、2020年の売上は58億レアルに達したと10日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
この調査は、地理統計院(IBGE)と国家有機生産者登録簿(CNPO)、農業畜産供給省(Mapa)が実施した2017年の農業国勢調査のデータや、オーガニック推進協会(Organis)や零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)による消費に関する調査の情報を利用して行われたもので、11月24日発行の科学雑誌「発展と環境」に掲載された。