11日付毎日新聞が《首相、年明けの南米訪問見送りを検討 自民裏金疑惑、外交にも影響》との見出しで、岸田文雄首相が南米訪問を見送る検討に入ったと報じた。岸田首相は年明け1月9日を目途に日本を出発し、ブラジルやチリなどを訪問する調整を進めていた。
同記事では、政府関係者が11日に明らかにしたところとして、政府・与党内で岸田首相に自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題への対応に専念するよう求める声が強まっており、裏金疑惑が外交にも影響し始めていると伝えている。
日系社会では、固唾を飲んで成り行きを見守っているところだ。