合同新年会初開催、来年20日=「日本の正月の美」テーマに

左から編集部を訪れた林副会長、呉屋副会長と荒木委員長

 ブラジル生け花協会、茶道裏千家ブラジルセンター、ブラジル書道愛好会、ブラジル日本文化福祉協会(文協)和食普及委員会、文協工芸委員会による合同新年会「日本の正月の美」が来年1月20~21日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル文化スペース(Rua Galvão Bueno, 596)で行われる。4団体による合同開催は今回が初めて。入場料30レアル。
 新年会では、ブラジル生け花協会と文協工芸委員会が生け花、門松、陶芸の展示を行い、文協和食普及委員会は、お節料理や焼きそば、握り寿司、弁当などを販売する。ブラジル書道愛好会は書道の展示、書初め体験を行い、茶道裏千家ブラジルセンターは初点て、抹茶席を設ける。藤間流日本舞踊学校や花柳流金龍会による日本舞踊披露も行われる。
 案内のため7日に編集部を訪れたブラジル生け花協会の呉屋春美副会長、茶道裏千家ブラジルセンターの林まどか(宗円)副会長、文協和食普及委員会の荒木照子委員長は「日本とブラジルの両国で観光ビザ免除が行われ、ブラジルの人々に日本のお正月文化のすばらしさを伝える意義が増し、今回の合同開催に繋がりました。日本のお正月の美を様々な方々に実感していいただきたいので、ご家族ご友人とお誘いあわせの上ぜひお越しください」と呼び掛けた。
 入場料は12歳以下または65歳以上は半額。お弁当と抹茶席込みの入場券(210レ)、おせち料理と抹茶席込みの入場券(380レ)も用意されている。
 入場券の購入は文協事務局にて行うことができる。お弁当・おせち料理込みの入場券購入は1月10日までに行うこと。入場券のみのチケット購入は専用サイト(https://bit.ly/3NgrsZ0)からも可能。

最新記事