経済協力開発機構(OECD)が18日、ブラジル経済は2023年初めに予想以上の成長を遂げたが、2024年は1・8%の成長となるとの予測を発表。この予測は24年は2・2%成長とする財務省経済政策局の予測以下で、ルーラ大統領が同機関の見解に異論を唱え、来年末にOECDの関係者を招待し、今回の予測が誤ったものであったことを証明すると語っている。
来年のブラジルの経済成長率を1・8%とし、緑のアジェンダに焦点をあてた公共投資や民間企業を刺激することや、高い貿易障壁や過度に拘束された予算などの歪みの是正で、効率性と生産性の向上を目指すよう勧めたことは18日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。