19日、連邦議会で2024年度予算案のガイドラインである連邦予算基本法(LDO)が承認された。フェルナンド・ハダジ財相が望んでいた、同年の基礎的財政収支赤字ゼロ化を変えないままの承認となった。また、議員割り当て金の支給概要も決められた。同日付G1サイト(1)、フォーリャ紙(2)、アジェンシア・ブラジル(3)、UOLサイト(4)が報じている。
基礎的財政収支の赤字ゼロ化に関しては、かねてから目標達成が困難とされ、ルーラ大統領も「守る必要がない」との見解を示していたことから下方修正する可能性も伝えられていた。だが、ハダジ財相がこの目標達成にこだわり、修正を強く拒んでいた。