連邦議会の両院合同本会議で2024年度予算案の審議と投票が22日に行われ、財政均衡法(アルカボウソ)が予てから定めていた「基礎的財政収支の赤字ゼロ」を前提とした、総額5兆4千億レアルの予算案が承認された。うち1兆7300億レアルは公的債務の借り換えにあてられ、残りの3兆6600億レアルが財政と社会保障予算となる。22日付G1サイト(1)(2)(4)、アジェンシア・ブラジル(3)などが報じている。
24年の予算案はアルカボウソが当初から目標としていた「基礎的財政収支の赤字ゼロ」を前提として作られており、かなり挑戦的な内容だが、21日に行われた両院合同の予算委員会(CMO)では、この前提に沿った内容の予算案を承認し、22日の合同本会議に送った。