デイリーアーカイブ 4月 19, 2024

【18日の市況】Ibovespaは小幅続伸で引け、2024年最安値を試した後に7連敗をかろうじて回避

 ブラジルの有名なテレビ・サッカーのナレーターなら、「なんという局面だ!」と叫ぶかもしれない一日だった。ボベスパ指数は辛うじて7連敗を免れた。しかし、上昇率はわずか0.02%の124,196ポイントで、祝福するようなものではなかった。結局の...

信頼悪用した祖父に懲役40年=孫娘3人にまさかのレイプで

 サンパウロ州司法裁判所(TJSP)は3月22日、サンパウロ都市圏のサンカエターノ・ド・スル市で実の孫娘3人をレイプした男に対し、懲役40年の刑を言い渡した。犯行当時、被害者の孫娘たちは皆14歳未満だったと、17日付メトロポレス(1...

文協=日系社会の感謝と期待の想い伝え=JICA所長歓送迎会

 ブラジル日本文化福祉協会(文協)は3月25日、JICAブラジル事務所長の歓送迎会をサンパウロ市の文協ビル貴賓室で行った。JICAブラジル事務所では、3月に江口雅之さんが所長職を離れ、新たに宮崎明博さんが事務所長となった。会には日系...

ブラジル人有名シェフが推す和食店=サンパウロ市が誇る11店を紹介

 サンパウロ市の日本食レストランには、人気のおまかせ料理があるモダンな店、居酒屋や茶房のような本格的な店まで、質の高い和食を提供するところが数多くあり、ブラジル人からも親しまれている。エスタード紙は市内一流レストランのシェフ7人が選...

ふるさと巡り=北東伯の日系社会を訪ねて(10)=「時が経てば笑い話になるのよね」

 佐々木ぶどう農園を後にした一行は、バイア州クラサのクラサ日本人会会館に到着。同会婦人部メンバーの10人が出迎えてくれた。  クラサ日本人会は1984年に創設された。会の役職に会長職は設けず、決済事項は会員が都度集まって、皆で決め...

米下院委員会=STF守秘判決を暴露=ブラジルに検閲疑惑と糾弾=X処分巡りマスク擁護

 米下院司法委員会は17日、イーロン・マスクのソーシャル・ネットワーク「X」に関わるブラジル最高裁判所(STF)と同選挙高等裁判所(TSE)による守秘事項を含む司法命令の内容を報告書として暴露してブラジルにおける検閲の疑惑を糾弾する...

ブラジル日報協会=岸田総理大臣来伯歓迎特集号=祝意示す名刺広告を募集中

 2月23日付共同通信は「岸田首相、ブラジル訪問を検討=5月、パラグアイも浮上」《岸田文雄首相が大型連休中の5月上旬、今年の20カ国・地域(G20)議長国を務めるブラジル訪問を検討していることが分かった》、さらに今月18日付日本経済新聞は「...

IMF=ブラジルの財政状況悪化と分析=現政権中は黒字化ナシ予測

 【既報関連】国際通貨基金(IMF)が17日、今年のブラジルの基礎的財政収支は予想を上回る赤字となり、公的債務の総額も昨年を上回るという内容の財政モニター報告書を発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。  IMF...

■週末イベント案内■

 ブラジル最高峰のオーケストラの一つ、サンパウロ州立交響楽団(OSESP)が18~21日、アカデミック合唱団や青少年合唱団・児童合唱団と、聖市セントロにある有名コンサート会場「Sala São Paulo」でアニメテーマソングだけのコンサー...

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=127

 屋内は、入るとすぐ中央の土間に据えた食卓と、壁側に泥土で固めた竈が見える。奥が寝床で、柱間に一本のハンモックが吊られている。傍の壁には場違いの、見るからに高性能な一挺の猟銃が掛かっていた。  食糧は米とタピオカ芋の粉、そして塩と砂糖を蓄...

ベネズエラ=選挙妨害で米国が制裁再開=ブラジルとコロンビアは反対声明

 7月28日に投票が予定されているベネズエラ大統領選挙に関し、ニコラス・マドゥロ大統領が野党候補の出馬を阻止したことを受け、米国政府は17日、ベネズエラの石油とガスに対する制裁を再開したと、同日付メトロポレス紙サイト(1)が報じた。...

デング熱=予防接種の対象拡大=期限間際の場合に限り

 【既報関連】保健省予防接種技術会議所が17日、使用期限が間近に迫ったデング熱ワクチンの接種対象拡大を認めることを決めたと同日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。ただし、認めるかどうかは市によって異なり、サンパウロ市では対象...

ロマーリオ=58歳で現役復帰を宣言=会長務めるクラブを手助け

 1994年のサッカーW杯のブラジル優勝の立役者で、現在上議のロマーリオが17日、現役復帰を宣言した。同日付ランセ・サイト(1)などが報じている。  現役復帰は、17日午前中にロマーリオ自身が明らかにした。ロマーリオは前日、リオ・サッカー...

《特別寄稿》ブラジルに根付いた小野田精神(下)=地球の反対側の日本語学校という〝宝〟=サンパウロ市 榎原良一

「いざ、カンポ・グランデへ」  楽しく且つ有意義なフィリピン旅行を終えて日本に戻るが、悔いを千載に残す気持ちがつきまとう。彼のルバング島での苦境は、戦後経済大国へと移行した日本では活かされず。よし、それならば、ブラジルに戻ったら、小野田さ...

サンパウロ市地下鉄=消防隊員が青年に発砲=真昼の駅で無賃乗車咎め

 サンパウロ市の産業の中心であるセントロ地区にあるサンパウロ市地下鉄の駅で、無賃乗車をしようとした男性が消防隊員に銃で撃たれる事件が起きた。17日付UOLサイト(1)などが報じている。  発砲事件は17日午後、サンパウロ市地下鉄ルス駅で発...

マリーナ環境相=タイム誌の「世界の100人」に=「森林伐採撲滅」への期待で

 米国タイム誌が選ぶ「世界の100人」に、ブラジルからただ一人、マリーナ・シルヴァ環境相が選ばれた。17日付G1サイト(1)が報じている。  タイム誌はマリーナ氏に関し、「違法な森林伐採撲滅の使命を課されている人物」として紹介。11月に行...

《記者コラム》ドリア・ブームから8年=まさかのPSDB崩壊

 サンパウロ市議会の民主社会党(PSDB)議員数がゼロになった。信じられないことだ。民政復帰前から伯国政界を牽引し、創設者のフランコ・モントロ氏、マリオ・コーヴァス氏を中心に80年代のサンパウロ市で絶大な影響力を誇っていた、あのPS...

Brasil Nippou Gourmet Banzai!!=移民が受け継いだ本場の味=スペイン料理店「PEPE」

 スペイン料理を高価なものと思っている人は多いのではないだろうか。聖市イピランガ区のスペイン料理店「PEPE」は、高品質でありながらも庶民的な価格でスペイン料理が楽しめるとして人気を博している。  コラム子が取材に訪れた正午頃、店...