デイリーアーカイブ 6月 18, 2024

【日本移民の日】ブラジル日本人移民116周年祝う=来年は日伯外交関係樹立130周年=日本国内閣総理大臣 岸田文雄

 ブラジル日系社会の皆様、令和6年の「日本移民の日」を迎えるにあたり、心より慶賀の御挨拶を申し上げます。  約1か月前に私は、長らくの念願が叶って、久しぶりのブラジル訪問を果たすことが出来ました。日本国総理大臣による二国間訪問と...

【日本移民の日】「日本移民の日」を祝して=外務大臣 上川陽子

 6月18日の「移民の日特別号」発刊に際して、ブラジルにおける「日本移民の日」に思いを馳せ、日本人移住者、日系人の皆様に心からお祝い申し上げます。  1908年6月18日、最初の日本人移住者を乗せた笠戸丸がサンパウロのサントス港に...

G7会議=ルーラ「超富裕層課税を」=各国首脳や法王と次々会談=飢餓対策地球同盟呼びかけ

 13日から15日にかけてイタリア南部でG7首脳会議が開催された。14日から招待で参加したルーラ大統領は、演説で超富裕層からの高額税金徴収を擁護した。また、期間中、欧州各国の首脳やローマ法王などとも会談を行っている。14日付ヴェージ...

RS州大水害=寒冷前線通過で強風雨再発=工業界は6割が停止状態

 【既報関連】4月末からの豪雨で甚大な被害を被ったリオ・グランデ・ド・スル(RS)州が15日以降、再び強い雨と風に見舞われ、家屋の崩壊や道路の寸断などの被害も出ている。  15日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)によると、一...

ルーラ世論調査=支持率51%で前月並み=不支持率47%は最高値

 15日に公表されたアトラス/インテル社の世論調査によると、ルーラ大統領(労働者党・PT)の仕事ぶりを肯定的に評価したのは51%で、47%の不支持評価を上回った。前回の5月調査と比較すると、支持は横ばいだが、不支持は2%ポイント上昇...

サッカー=「史上最悪のセレソン」=ロナウジーニョ批判で物議

 ブラジルサッカーの名選手、ロナウジーニョ・ガウッショがコパ・アメリカのために招集されたブラジル代表(セレソン)に対して、「史上最悪」「コパ・アメリカの試合は見ない」と批判し、物議を醸している。15日付グローボエスポルテ(1)(2)...

サンパウロ市=ロックバーで店長刺殺=迷惑行為の顧客に刺される

 15日夜、サンパウロ市のロックバーで店主が顧客に刺殺される事件が起きた。17日付CNNブラジル(1)が報じている。  事件が発生したのは15日夜で、サンパウロ市南部ミランドーポリスにある「マルタ・ロックバー」で、経営者のカルロス...

商議所異業種交流会=移民花嫁のアマゾン開拓生活=モンテ・アレグレの大槻京子さん=「外国暮らしは学びが永遠に続く」

 ブラジル日本商工会議所の異業種交流委員会(渡辺優二委員長)は6月11日、同会議所にパラ州モンテ・アレグレ在住の大槻京子さんを招き、「移民花嫁から見るブラジル開拓生活について」をテーマに講演会を行った。大槻さんが入植した1973年か...

Enem=最低でも500万人受験?=RS州の申請は21日まで

 教育省が16日、2024年の国家高等教育試験(Enem)の受験者は505万5699人で、大水害のため、申し込み期間が21日まで延期されているリオ・グランデ・ド・スル(RS)州の受験生の申し込みも出そろった時点ではさらに増える見込み...

サッカー全国選手権、サンパウロの伝統カードの結果は?

 16日のサッカーの全国選手権。サンパウロ市イタケロン・スタジアムでの伝統カードで、「マジェストーゾ」とも呼ばれるコリンチャンス対サンパウロ戦は、2対2で引き分けに終わった。ルーカス・モウラら、実績のあるベテラン主体のサンパウロが点...

グアルーリョス空港で最大旅客機出発キャンセル

 15日朝、大サンパウロ市圏グアルーリョス国際空港で、エミレーツ航空の国際線EK262号がアラブ首長国連邦のドバイに向かって飛び立とうとしたが、離陸時にテクニカルな異常が見られたため、キャンセルとなった。原因はまだ明らかにされていな...

街角ちょっと見=浄土真宗と移民の深い関係=富山県大福寺の太田浩史さんに聞く

 「浄土真宗はその歴史の中で多くの『移民』を助けてきました。ブラジル日本人移民史を知るにつけ、彼らが直面した悲劇に対しても、もっと何か出来たのではないのかと責任を感じます」。富山県南砺市大福寺の住職、太田浩史さんが5月11~19日、...

21日から冬に突入

 暦の上ではブラジルは21日から冬に突入する。だが、気象サイトのクリマテンポによると、秋から冬にかけての移行期間で、別名「ヴェラニコ」と呼ばれる今週は気温が高く、暑くて乾燥した日々が続くという。それが変わるのは23日の日曜日からで、...

林禎二大使が技術協力を話し合う=サントス大臣に広島AIプロセス紹介

 林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使は6月10日、ルシアナ・サントス科学技術・イノベーション大臣と会談し、人工知能(AI)を中心とした様々な分野での両国間の協力強化を話し合った。  林大使は、G7作業部会の枠組みの中で日本が主導す...

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=156

「大丈夫だ。若いんだからマラリア病菌なんか直ぐ駆逐できるよ」  思いなしか、良子は少し衰弱しているようにも見えた。夜気のせいかもしれない。   (二)    その夜、信二は床に入っても容易に寝付かれなかった。炎天下で激しい労働を続...

80歳の母親名義で勝手にローン=バレそうになり息子は高飛び

 自分を世話するはずの息子が勝手に80歳の母親名義の8万レアル(約230万円)のローンを組み、他州に高飛びして姿をくらます事件が起きた。これは母親の年金から返金する形のローンで、減額に気付いた母親が娘に調べてもらったところ発覚したと...

ブラジル日系社会に対する政治的迫害の認識に関する歴史見直しの日

 第2次世界大戦後、ブラジル日系社会は政府による政治的迫害に直面し続けた。エスタード・ノーヴォ時代(1937年~1945年)に始まった政府の政治的迫害。権利の制限・強制収容所への収容、集団追放、財産の没収などが日本人移民に行われた。  7...

追突のゴタゴタで発砲騒ぎに=「この野郎!」被害者車両に5発

https://www.instagram.com/abcd_jornal/reel/C8SLoH4RI2F/ 事件を報じるABCDジョルナルのインスタグラム投稿  サンパウロ州内陸部ボイトゥーバの幹線道路カステロ・ブランコで14日、追...

《記者コラム》恩赦委員会と資産凍結法廃止要請=終戦直後には犯罪だった皇室崇拝

独房90日で見違えるような白髪の老人に  『戦時下の日本移民の受難』(安良田済編著、2011年、以下『受難』と略)に引用された半田知雄日記には、こんな記述がある。戦争中、日本移民は「第五列」(スパイ)扱いされ、拘束・拷問も当た...

【17日の市況】ボベスパ指数は0.44%下落して119,137.86ポイント=2024年の終値の最低水準、5月17日から9000ポイント下落

 景況感は変わっていないようだ。ボベスパ指数は、金曜日(14日)に0.08%上昇した後、今日0.44%下落して119,137.86ポイントとなり、524ポイント下落した。これは2024年の終値の最低水準だ。現在の下落が始まった5月17日、指...