デイリーアーカイブ 8月 17, 2024

パラグアイ唯一の和牛農場訪ねて=「カバーニャH」林英二郎さん=取材:大浦智子

 今年4月初め、サンパウロ市在住の日本人女性から「ブラジルヤクルト商工株式会社の精肉直売が終了してとても残念」と惜しむ声を聞いた。ヤクルト農場で誕生した和牛の受精卵は、時を経ずしてパラグアイにも渡り、その一つがイグアス移住地の大森農...

街角ちょっと見 新日本食大使の活躍に期待

 日本の農林水産省が昨年12月、ブラジル出身者から2人目の「日本食普及の親善大使」として飯田龍也アレシャンドレさん(49歳、日系2世)を任命した。飯田さんは日本酒造青年協議会認定の「酒サムライ」としても知られ、ポルトガル語はもちろん...

大分代表する日本酒「ちえ美人」=「もっとブラジル市場に参入したい」

 大分を代表する酒蔵の一つ、有限会社中野酒造の代表取締役、中野淳之さん(大分県、44歳)と海外輸出責任者の中野法彦さん(大分県、35歳)が7月19日から21日、サンパウロ市のイベント施設「サンパウロエキスポ」で開催された「ふるさとい...

PB肥料工場=8億7千万レ投じて再稼働=2千人以上の雇用生み出す

 ルーラ大統領(労働者党・PT)は15日にパラナ州を訪れ、ブラジル石油公社ペトロブラス(PB)傘下の肥料会社アラウカーリア・ニトロジェナードス社(ANSA)の工場稼働再開式典に出席した。同工場は2020年に閉鎖されたが、再開に向け、...

小説=「森の夢」=ブラジル日本移民の記録=醍醐麻沙夫=21

 が、彼は割に平静だった。彼は儲ける心算でブラジルに来たのではなかったし、鈴木貞次郎にコーヒー園の仕組みも一応聞かされていた。だから笠戸丸移民たちが置かれた状況を、客観的に見ることができた。二、三年頑張って辛棒してみなければ結論はくだせない...

全国市長・市議選=トランス候補が967人=LGBT候補者は全体の2%

 今年の全国市長・市議選には、1千人近いトランスジェンダー候補が出馬することがわかった。16日付フォーリャ紙(1)が報じている。  今回の統一地方選では初めて、候補者登録に性別の記入欄ができた。それによると、全国5500以上の市で...

今年一番の寒さから一転、熱波到来

 今年一番の寒さを味わっていたサンパウロ市だが、今週末は一転して暑くなりそうだ。国立気象観測所(Inmet)によると、国全体を熱波が襲い、18~22日はサンパウロ市を含む17の州都で最高気温が30度を超えるとか。平均気温も平年より5...

リベルタドーレス、決勝トーナメント第1戦が終了

 サッカーのリベルタドーレス杯、フラメンゴはマラカナンでのボリバル(ボリビア)戦を2対0で快勝。対してサンパウロは敵地ウルグアイでのナシオナル戦で一方的に攻め込まれたが、なんとか0対0で凌ぎ切った。16強の内、7チームを占めるブラジ...

墜落機と類似のヴォエパス社機にまたトラブル

 9日に起きたサンパウロ州ヴィニェードでの墜落事故のショックが国民の間で尾を引いてる中、墜落機と同じヴォエパス社の飛行機が15日、ミナス・ジェライス州ウベルランジア空港に緊急着陸した。件の飛行機は墜落機と似たATR72―600型機で...

ヌーネスサンパウロ市長=前大統領「夢の候補じゃない」=対抗馬のマルサル氏賞賛まで=ボウロス氏からも副候補攻撃

 16日から正式に地方選の選挙キャンペーンが始まったが、サンパウロ市市長選ではその前日に、ボルソナロ前大統領(自由党・PL)が自身が推薦を行っている現職のリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)に対し、「私の理想の候補ではない」と発...

リオ市=麻薬密売組織の不動産を取り壊し=ミリシアを真似、資金洗浄に利用

 14日付G1サイトなど(1)(2)によると、リオ州市警と軍警、リオ市治安局(Seop)、州検察局(MPRJ)から成る合同チームは13日、リオ市北部マレー地区にある麻薬密売組織が所有する40の物件の取り壊し作戦を開始した。  これ...

ネイマールにそっくり?=ファンが腕にタトゥーを彫り話題

https://www.instagram.com/fjuniortattoo/reel/C-liabbyzLx/  サッカーのブラジル人スター選手、ネイマールを深く敬愛するあまり、自身の腕に彼の顔をタトゥーとして刻んだ青年が...

郵便局を語る詐欺に注意=荷物受領のための金は嘘

 郵便局の名前で携帯電話へのメッセージやeメールを送り付け、金をだまし取ろうとしたり、個人情報を盗もうとする詐欺が横行していると郵便局が注意を呼び掛けている。  14日付アジェンシア・ブラジル(1)によると、インターネットで買い物...

ルーラ=「マドゥーロ当選認めない」=PTの声明にも反対示す

 ルーラ大統領は15日と16日、労働者党(PT)が出した声明を否定し、選挙の結果が示されない限り、マドゥーロ大統領の再選を承認できないとの見解を明らかにした。同日付G1サイト(1)などが報じている。  この見解は16日朝、ルーラ大...