デイリーアーカイブ 11月 5, 2024

ホビソン前CNI会長、生田氏ら7人=令和6年秋の叙勲受章者

 日本政府は3日、令和6年秋の叙勲受章者を発表した。ブラジルからは邦人叙勲2人、外国人叙勲5人となった。受章者7人の経歴は次の通り。(敬称略)  ホビソン・ブラガ・デ・アンドラーデ(75歳、ミナス・ジェライス州在住、旭日重光章...

《記者コラム》「三重の文化交流に尽力したい」=JH副館長の相良さん

 ブラジル三重県人文化援護協会が10月27日にサンパウロ市の同協会会館で「うどん会&伊勢うどん試食」を開催した。イベントに参加した相良クリスチーナ泉さん(56歳・2世)は通訳士でイビラプエラ日本館副館長も務める人物。1997年から2...

こどものその手巻きフェス10日=熟練ボランティアが腕により

 社会福祉法人こどものその(小田セルジオ理事長)は10日正午~午後3時半まで、サンパウロ市イタケラ区の同施設(R. Prof. Hasegawa,1198)にて、「第14回手巻き寿司フェスティバル」を開催する。前売参加券85レアル、...

訃報=山上元さん

 公文式講師などを務めたサンパウロ市在住の山上元さん(東京都出身)が10月20日午前7時頃、自宅にて心不全のため亡くなった。行年102歳。  山上さんは1977年にブラジルに移住した。  葬儀と通夜は既に行われ、四十九日法要はサ...

《記者コラム》金子家渡伯90周年に想うこと=団塊世代2世代目が見せた決意=家族の伝統として日本文化伝える

コロニア歌人・金子秀雄が描く家族  1934年に渡伯した金子家の子孫が、10月26日にサンパウロ市近郊コチア市のレストランに約80人も集まり、移住90周記念祝賀会を開催した。その際、1世世代の家長だった金子秀雄の息子、太郎(71歳...

【4日の市況】ボベスパ指数は1.87%高の130,514.79ポイント=ドルは1.48%下落して5.78レアルに

 インテルラゴス・サーキットでのF1グランプリの翌日、サンパウロで本当に加速したのはボベスパ指数だった。1.87%高の130,514.79ポイントと、2,394.04ポイントの大幅上昇となった。これは、今年2月6日の2.21%以来、1日で最...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(45)

 山下永一  平野植民地は、当初八十二家族だった入植者が、入植の翌々年の一九一七年十月には三十家族に減じていた。その頃、平野は、植民地維持を断念したことがある。残留者を呼んで、退去を勧めた。  「オイ、お前も出んかい」  と言われた山...

小説=「森の夢」=ブラジル日本移民の記録=醍醐麻沙夫=73

 最も近い開業医の在所はバウルーだった。往診というには遠すぎる。数日がかりの旅行だった。札束を積めば来てくれるかもしれないが、札束どころかたった二百レースの香典にも事欠く人々の集団だった。一時間ほどで少年の熱はウソのようになくなった。どうだ...

Serasa=経営再建申請に第3の大波=農業界では529%も激増

 銀行業務集中サービス会社(Serasa Experian)が10月25日に発表したところによると、第2四半期の農業生産者による司法的経営再建申請は214件に上り、昨年同期の34件比で529%増を記録したと同日付エザメ誌(1)が報じ...

サンパウロ市の富裕地区で銃撃戦

 3日夜、サンパウロ市南部ブルックリンで、民家に侵入後に逃走した強盗団と軍警がロベルト・マリーニョ大通りで銃撃戦を繰り広げた。これにより、強盗団の2人が死亡、4人が逮捕されたが、銃撃戦前には、追跡をうけて逃走中の強盗の車が反対車線に...

ブラジル杯、フラメンゴが先勝

 3日、サッカーのブラジル杯決勝第1試合がリオ市のマラカナン・スタジアムで行われ、フラメンゴが3対1でアトレチコ・ミネイロに快勝した。序盤に司令塔アラスカエタのゴールが幸先良く決まった上、調子の良いエースのガビゴルが2得点。ガロ(ミ...

2日の雷雨でサンパウロ大都市圏がまた停電

 F1のブラジルGPと国家高等試験(ENEM)が行われた週末、サンパウロ市は大雨に見舞われた。とりわけ被害が大きかったのは2日で、大サンパウロ市圏では、サンパウロ市西部や南部で停電となったのをはじめ、7万世帯ほどが電気のない時間を強...

ハダジ財相=ルーラ要請で外遊取り止め=まとまらない歳出削減案=公的負債増加でドル高進行

 3日、フェルナンド・ハダジ財相は予定されていた欧州行きを取りやめた。これはルーラ大統領の進言によるもので、同財相の「財政支出削減の額や日程は未定」との発言以降、記録的なドル高が止まらない状態になるなど、市場が否定的な反応を示したこ...

ブラジルGP=フェルスタッペンが大逆転優勝=17位スタートからの大逆転

   F1のブラジルGPが3日にサンパウロ市インテルラゴス・サーキットで行われ、今季1位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が17位スタートという悪条件からのまさかの大逆転で劇的な優勝を飾った。同日付グローボ・エスポルテ...

ENEM=432万人応募して73%受験=小論文テーマ「アフリカ遺産」

 3日、国内最大規模の大学入試でもある「国家高等試験(ENEM)」が開催された。毎年注目される小論文の主題は、「ブラジルでアフリカの遺産を評価する際の課題」だった。同日付フォーリャ紙(1)などが報じている。 ENEMは毎年、11月の...

11月は前立腺癌啓蒙月間=23年は1万7千人が死亡

 ブラジル泌尿器学会(SBU)が、2003年にオーストラリアで始まった前立腺癌の啓蒙キャンペーンである「青い11月」にあわせ、前立腺癌の増加は世界的な傾向と警鐘を鳴らしたと3日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。  保健省のデ...

ハミルトンが追悼「セナよ永遠に」=没後30周年、優勝時のマシンで走行

 3日、サンパウロ市インテルラゴス・サーキットで開催されたF1レースで7度の年間チャンピオン獲得の経験を持つ、イギリス出身ライダーのルイス・ハミルトンが、アルトン・セナが使用していたマシンを走らせ、セナの没後30年の追悼セレモニーを...

4mの水蛇が水道管に詰まって断水=先週だけで2回、町の半分が迷惑

 サンパウロ州内陸部のコルデイロポリス市で2日、4メートルのアナコンダ(sucuri、水蛇)が水処理場(ETA)に水を供給する水道管内に詰まって、人口約2万5千人を有する同市内の半分の地域で一時的に水供給が停止した。サンパウロ市から...

《記者コラム》「口は禍の元」を立証?=敵を作るか、平和を作るか

 統一地方選が終わり、サンパウロ市市長選ではリカルド・ヌーネス現職市長が再選を果たした。事前の支持率調査などから見ても再選自体は何の不思議もないし、調査通りの結果が出たとさえ思ったが、支持率調査の結果や決選投票後の識者の解説などを聞...