ロイター通信が発表した透明性ポータルによると、第3期ルーラ政権は初年度(2023年)の議員割当金として、前政権最終年の2022年比でほぼ30%増の219・5億レアルを支払ったと2日付テラ・サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
23年の議員割当金の額をボルソナロ政権が政権初年の2019年に支払った60・4億レアルと比べると、4倍弱でその差がさらに大きくなる。前政権はパンデミック初年の2020年に375億レアルの議員割当金開放を約束したが、実際の支払い額は176億レアル。2021年の159億レアル共々、23年の額を下回っている。