サンパウロ市市長選=連邦政府内で候補が3分=ルーラやPTはボウロス推薦も=タバタやヌーネス推す声も

左からボウロス、ヌーネス、サレス、タバタ氏(X)
左からボウロス、ヌーネス、サレス、タバタ氏(X)

 10月に行われるサンパウロ市市長選でどの候補を推すかを巡り、連邦政府内の見解が3分しており、連邦政府の基盤を揺るがす可能性が出てきていると、3日付フォーリャ紙(1)やカルタ・カピタル(2)が報じている。
 ルーラ大統領をはじめとする連邦政府の中核が推す意向を示しているのは、ギリェルメ・ボウロス下議(社会主義自由党・PSOL)だ。ボウロス氏は2020年のサンパウロ市市長選で次点となっており、昨年末にアトラス・インテル社が行ったサンパウロ市市長選の世論調査でも29・5%の支持を得て、1位となっている。

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