リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、矢野ペドロ会長)は昨年12月31日午前8時から午後1時、サンパウロ市リベルダーデ区の同駅前広場にて「第50回餅つき祭り」を開催した。同祭は大晦日の恒例行事として親しまれていたが、コロナ禍により休止し、4年ぶりの再開となった。会場広場では紅白餅1万袋の無料配布が行われ、来場者による長蛇の列ができた。
「こんなんじゃ一瞬で終わっちまう。もっと餅を持ってきてくれ」――紅白餅配布開始予定時間の午前8時、配布テント内にACAL関係者の声が響く。久しぶりの紅白餅配布ということもあり、配布準備が整ったのは午前9時だった。