南原、イトウ両氏を表彰=農業に貢献、山本喜誉司賞

集合写真。中央左から南原氏、イトウ氏、山本氏と山中氏

 ブラジル日本文化福祉協会(文協)農業関連交流山本喜誉司賞選考委員会(上辻ネルソン委員長)は昨年12月1日、「第52回山本喜誉司賞表彰式」をサンパウロ市ベラ・ビスタ区の市議会本会議場で開催した。今年はサンパウロ州フランカ市でコーヒー農園を経営する南原・ジェトゥリオ氏とカンピーナス農業研究所のイトウ・マルガリーダ農学博士が表彰された。

 山本喜誉司賞は1965年にブラジル農業技術研究協会(ABETA)によって創設され、99年からは文協が主宰している。同賞は農業及びそれ関連した教育や技術の普及などの分野でブラジルに多大な貢献をした人物、団体に授与され、2022年までに168の人物、団体が受賞している。

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