サンパウロ市イビラプエラ公園内にある、ブラジル日本文化福祉協会が運営する「日本館」が今年、創立７０周年を迎えた。その記念イベント第一弾として７日午後３時から、トークイベント「ＣＯＮＥＣＴＡ―ＭＵＳＵＢＩ 日本文化と女性の物語」を同館（Av. Pedro Álvares Cabral, s/nº）で開催する。
入場無料だが、入場チケット申し込みをイベントプラットフォームサイトＳｙｍｐｌａ（https://www.sympla.com.br/evento/conecta-musubi-jornadas-femininas-na-cultura-japonesa/2291136）から行う必要がある。第一次参加者募集で満席となったため、現在追加席の調整を行い、改めて参加者を募っている。
イベントテーマの「結び」には、繋がりや縁、心をつなぐという想いが込められており、登壇する３人の女性ゲストがトークを行う。
登壇するのは、アンナ・リジア・ポゼッティ氏、シディーニャ・イケギリ氏、ピティ・コシムラ氏。
アンナ氏は日本語会議通訳者で、日本関連の学術研究を紹介するポッドキャスト 「Komorebicast」で日本語や文化、歴史に関する情報発信を行っている。日系人ではないが、６歳から１０歳までの間、家族とともに静岡県で暮らした。帰国後、早稲田大学に留学し、１年間のコース受講経験もある。現在は明治時代の女性教育に関心を持ち、研究を行っている。
シディーニャ氏は、産婦人科医で、スポーツ医学の修士号も持つ。健康やライフスタイルに関する情報発信をインスタグラムで行っている。幼い頃から日本に関心を持ち、近年日本へ旅行した際に自身のアイデンティティを再確認し、日本文化の価値観普及活動も行うようになった。
ピティ氏は、日本の芸術についてのオンライン講座を行う「Ｍｏｍｏｎｏｋｉ」の創設者で、日本の文化や芸術を発信するサイト「Ｐｅａｃｈ」の原稿執筆も行っている。２０１３年から２０１８年に東京に住んでいた。
