三権施設襲撃事件=世論調査で9割認めず=1周年式典を盛大に開催=前大統領「クーデター意図なし」

襲撃の日の様子(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)
襲撃の日の様子(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 昨年のルーラ大統領の就任から1週間後に起こった、ボルソナロ前大統領支持者たちによる三権中枢施設襲撃事件から8日で1年が経過した。国民の約9割が否定的に捉えるこの事件に対する検証は今も行われ、1周年を迎えたこの日には三権の長などが参加した式典も行われた。7日付アジェンシア・ブラジル(1)(3)やG1サイト(2)、テラサイト(4)も報じている。
 8日午後、連邦議会の黒の広間で「揺るぎない民主主義」式典が開催され、ルーラ大統領は閣僚、連邦議員、知事らが一堂に会する前で「民主主義を攻撃する者には容赦はない」と演説した。三権の長のうち、アルトゥール・リラ下院議長(PP)は、家族の健康上の問題を理由に欠席した。

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