元サンパウロ市市長のマルタ・スプリシー氏は8日、ルーラ大統領(労働者党・PT)と会談を行い、10月の選挙でギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)の副候補となることを受諾。再選を目指すリカルド・ヌーネス市長(民主運動・MDB)の市政から離れることも決まった。9日付G1サイト(1)やフォーリャ紙(2)が報じている。
マルタ氏とルーラ氏の会談は8日に大統領府で行われ、PT前党首のルイ・ファルコン氏も同席した。会談直後、ルイ氏は「道はもう用意されている。あとは彼女次第だ」との発言を行い、マルタ氏のPTへの復党とボウロス氏の副候補承認を匂わせた。