ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)は、3月中旬にペルナンブコ州、ピアウイー州、バイーア州の日系団体と観光地を巡る「第55回移民のふるさと巡り」を実施するにあたり、参加者の募集を行っている。
今回のふるさと巡りには、19~26日のコースと、22~25日のコースの二つが用意されている。
19~26日のコースでは、19日早朝5時30分にグアルーリョス空港に集合し、ペルナンブコ州ペトロリーナ空港へ向け出発。ピアウイー州セーラ・ダ・カピバラ国立公園近くのサンライムンド・ノナット市へ向かう。
20日には同国立公園(第1地区)や、現地工場、民芸品店、同市のアメリカ人博物館などを観光。21日には同国立公園(第2地区)や自然博物館を見学し、ペトロリーナ市へ移動する。
22日はソブラジンニョ水力発電ダムや湖、現地ワイン工場、ペトロリーナ市内を観光。23日に現地最大の砂漠のバラ生産農園「エリアスフジヤマ農園」を観光後、ジュアゼイロ市に移動し現地日本人会館ACENIBRAを訪問する。
24日はクラサ市に移動し、プロジェクトクラサのブドウ農園を視察し、クラサ日本人会会館で交流会やサンフランシスコ川の観光船ツアーなどを行う。
25日はペトロリーナ市内の現地ワイン工場視察やサンフランシスコ川遊覧船での観光を行う。26日は朝に空港を出発し、同日正午頃にサンパウロ市グアルーリョス空港にて解散予定。
22~25日のコースでは、22日早朝5時30分にグアルーリョス空港に集合し、ペトロリーナ空港へ。先行コースのグループとペトロリーナで合流し、以降行動を共にする。
市川会長は「ふるさと巡りは、ただ観光するだけでなく日本移民の歴史に触れることができるツアーです。これを機会に今一度、日系社会はサンパウロだけでなくブラジルの色々な所に広がっていることを自分の目で再確認してみませんか?」と呼びかけている。
参加費は参加コースと宿泊部屋の希望によって変化するが、19日~26日コース一人部屋で7580レアル、22~25日コース二人部屋で4960レなどとなっている。別途、航空税などがかかる。
同ツアーに関する質問や申込みはグローバルツーリズモの矢野さん(直通電話11・3271・3189、住所Rua dos Estudantes, 15, conj. 63, Liberdade)まで。