豪雨被害=「環境的人種差別」と批判=経済格差で貧困層に集中

豪雨の爪痕をなす術もなく眺める女性(©Fernando Frazao/Agencia Brasil)
豪雨の爪痕をなす術もなく眺める女性(©Fernando Frazao/Agencia Brasil)

 【既報関連】リオ市やバイシャーダ・フルミネンセの諸市が14~15日の豪雨で甚大な被害を受けた直後から、「環境的人種差別(racismo ambiental)という言葉があちこちで言われるようになり、この言葉を使った人種平等相が野党議員達から批判される場面も起きた。
 環境的人種差別という言葉が使われた一例は15日付アジェンシア・ブラジル(1)で、記事の出だしには、リオ大都市圏北部で起き、12人の死者も出た豪雨による悲劇は、基礎的衛生施設やまともな住居などのサービスへのアクセスという点で生じた不平等を実証したとある。

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