「令和5年度第2回日系農業者等連携強化会議」が2月2~3日、パラグアイにて開催される。
2日はアスンシオン日本人会にて訪日事業の実施結果報告を中心に、今後の事業実施のため意見交換会を開催。3日はパラグアイの農業現場視察で郊外の農場へ足を伸ばす。
オンライン参加も可能なハイブリッド形式。参加者はブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、メキシコなどの中南米諸国の日系農業者及び農協関係者、在外公館、JICA、農林水産省、派遣日本人専門家などで、使用言語は日本語、ポルトガル語、スペイン語。同時通訳もある。
会議の目的は、日本と日系農業者間や日系農業者同士の交流及び若手農業者の交流を促進すること。
農林水産省からの委託事業で、中央開発株式会社が実施する「令和5年度中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業―中南米日系農業者等」との連携強化および、日本・中南米間のビジネス創出を目指す。中南米の日系農業者同士の連携を高めるため、本年度の活動の総括をする。
2月2日は、アスンシオン日本人会創立者記念ホールにて午前9時から12時半、午後2時から4時10分まで事業実施報告を行う。昨年10月に行われた「土壌」、「ブランディング」研修、11月の「産学官交流アグリフードビジネス」に参加したブラジル、ペルー、パラグアイ、アルゼンチンの参加者が発表を行う。次年度事業内容についての意見交換も行う。
2月3日はアスンシオン近郊のカラグアタイにて野菜・果物・水耕栽培を行う農場(GRANJA FUJI)、チアシード等を輸出するHIPERGRAIN社工場を訪問。
参加希望や詳細問い合わせは、告知画像のQRコードをスキャンして行う。
前日の2月1日には、コロンビア、ブラジル(ペトロリーナ、イビウナ、マウアダセーラ)にて現在巡回指導中のヤマカワプログラムの専門家(微生物による土壌環境改善)によるパラグアイのイグアス移住地現場指導が予定されている。