藤間流日本舞踊学校(江口桂校長)主催の「第61回新春踊り初(ぞ)めの会」が、14日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会(文協)ビル2階貴賓室で開催され、サンパウロ市やパラナ州から集まった門下生が48演目を披露した。会場には約150人の来場者が詰めかけ、新年恒例の舞踊を堪能した。
藤瀬圭子さんの司会で進行した踊り初めの会は、最初に江口校長が開会のあいさつを行い、来場者と、開催準備を行ってきた藤間流の門下生や関係者に感謝の気持ちを伝えた。引き続き、司会の藤瀬さんが日本の元旦に発生した能登半島地震の被災者へのお悔やみとお見舞いの言葉を述べた後、「今日はたくさんのプログラムがありますので、皆さん、最後までごゆっくりお楽しみください」と語り、会場を盛り上げた。