ブラジル日本語センター(CBLJ、矢野敬崇理事長)は1月29日、サンパウロ市の同センター施設にて第35期日本語養成講座修了式を行った。同講座は1年3カ月間にわたって実施され、今回は6人が修了した。修了式には講座修了者の親族を始め、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの日本語上級専門家斎藤誠氏や国際協力機構(JICA)ブラジル事務所下山佳奈所員らが出席し、無事の修了を祝福した。
修了式では、矢野理事長を始めとする関係者から、修了者へお祝いの言葉が述べられた。国際交流基金の斎藤氏は、自身が養成講座を受講した際の体験や日本語教師としての経験を振り返り、「養成講座仲間との交友は長く続くものになるでしょう。そして今日は終わりの日ではなく始まりの日です。今後は学生の言葉や反応から日本語教育とは何かを学んでいくことが非常に重要になっていきます」と語り、修了者らへ励ましの言葉を送った。