連邦警察が、1月25日にブラジル情報庁(Abin)元長官のアレッシャンドレ・ラマジェン下議(自由党・PL)の自宅から押収した資料の中から、Abin時代の書類を発見した。Abinには同時に、リオ市のミリシア(民兵組織)への支払い疑惑も浮上している。6日付UOLサイト(1)などが報じている。
ラマジェン氏は現在、Abin長官時代に行われたとされる、イスラエル製ソフトウェア「ファースト・マイル」を使った、ボルソナロ前大統領の政敵と見なされる人物約1800人に対するスパイ行為疑惑に関して捜査を受けている。さらに、組織外に作られたと目される別名「並行Abin」に情報を流していなかったかなども、捜査の重点項目になっている。