8日、連邦警察が昨年1月8日の三権中枢施設襲撃事件に関する捜査を行い、大統領選でボルソナロ前大統領の副候補だったヴァルテル・ブラガ・ネット氏やパウロ・セルジオ・ノゲイラ元国防相、アンデルソン・トレス元法相といった元閣僚らが対象となった。また、ボルソナロ氏の所属政党の自由党(PL)のヴァルデマール・コスタ党首や元側近が逮捕され、ボルソナロ氏もパスポートを没収されるなどの波乱の展開となった。同日付G1サイト(1)(2)が報じている。
「テンプス・ヴェリタティス」と銘打たれた今回の捜査対象となったのはブラガ氏、ノゲイラ氏、トレス氏、ヴァルデマール氏のほか、元大統領府安全保障室(GSI)長官のアウグスト・エレーノ氏や元海軍司令官のアウミール・ガルニエル・サントス氏、ボルソナロ氏元側近のフィリペ・マルチンス氏など、合計24人に上った。