ボルソナロ大統領が25日にサンパウロ市パウリスタ大通りで大規模な抗議集会(マニフェスタソン)を行う計画を立て、支持者達に参加を呼び掛けている。連邦警察の「テンプス・ヴェリタティス作戦」で大統領時代の要職者らが次々と捜査され、自身の逮捕の噂も上がる中、このデモを通して、現在も政治的な影響力があることを見せたいと考えていると16日付ヴェジャ誌(1)が報じた。
ボルソナロ前大統領は12日、パウリスタ大通りでマニフェスタソンを行うことを知らせる動画を配信した。その中で前大統領は「民主的な法の支配の名の下での平和的な行為となるだろう。全員に黄緑色の服を着て参加するようお願いする」と呼びかけ、この機会を利用して告発から身を守るつもりだと述べた。最後に同氏は、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事との更なる法的問題を避けるために、「いかなる横断幕やポスターも持ち歩かないように」と求めた。