ネイチャー論文=50年に半分が帰還不能点へ=取返しつかないアマゾン荒廃

火災で荒廃した森林(Divulgação/Brune Nelson)
火災で荒廃した森林(Divulgação/Brune Nelson)

 ブラジルの科学者が中心となり、14日発行の国際的な総合科学ジャーナル『ネイチャー』に掲載した論文(1)によると、アマゾンの森林のほぼ半分は2050年に帰還不能点(ターニングポイント)を迎えると14日付G1サイトなど(2)(3)が報じた。同論文は日本語版『ネイチャーアジア』15日号(4)にも掲載されている。
 ターニングポイントは物事の進行や状況が大きく変わる瞬間や節目を意味する言葉だ。G1サイトでは「アマゾンの荒廃は2050年までに取り返しのつかない地点に達する可能性があると研究が警告」という見出し、アジェンシア・ブラジルも「アマゾンは2050年に崩壊の危機にさらされていると論文が語る」という見出しで、内容を紹介した。

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