南米産業開発青年隊協会=出席者激減だが賑やかに談笑

前列中央が長沢さんの遺影を持った吉田さん

 南米産業開発青年隊協会(渡邉進会長)の2024年度定期総会が18日午前10時過ぎ、サンパウロ市のジャパンクラブで開催され、会員とその家族ら約10人が出席した。会場には、同青年隊制度創設に奔走した建設省事務官の長沢亮太さんの遺影が飾られた。
 青年隊は農家の二、三男を技能者として養成し、戦後復興のために役立てようと建設省により作られた制度で、その一部326人がブラジルへ送り込まれ、農業を始め建設、通信、測量等の分野で当地の国土開発に貢献した。

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